背景
従来の人事制度が現状に合わず大きな制度変更を行うこととなり、その一環として「昇格試験」も変更したいとご相談をいただきました。
これまでの昇格制度は評価基準が曖昧なため対象者のレベルにバラツキがあり、大きな課題を感じていました。昇格基準も明確でなく評価は管理職の主観によるところが大きく、昇格試験自体が形骸化していました。そのため、昇格後も新たなポジションへの自覚と責任も希薄な部分が見受けられました。
今後は、本昇格試験を組織強化の一端および企業の中核を担う人材の効果的な育成という位置づけとし、外部専門家の客観的な視点を取り入れ、評価基準の設計・昇格試験の実施をしたいと、本取組を実施することとなりました。
概要
- 対象者:課長候補者
- 日数:2日間
取組みの特徴
- 自社が求める管理者像に照らして、昇格試験の評価基準を設計。
- 試験は、日常の行動・思考の特徴が現れるようグループ討議・全体討議・ケース・ゲームのワークを中心に実施。
- 昇格試験を通して昇格の可否を検討するだけでなく、参加者の能力開発・人材育成に繋がるような取組とする。
【スケジュール】
【アセスメント結果(サンプル)】
人事担当者の声
- 自社が求める能力を明確にしていただき、ディメンションを設計いただいたことで、今後自分たちがどのような視点で人材開発に取り組んでいくべきかの材料になった。
- 外部の視点で評価いただくことで、自社の管理職のレベル感が明確となった。
- 自社内だけではなく、外部での試験を取り言えれたことで、昇格試験への緊張感と重要性がこれまで以上に高まり、昇格後の対象者の意識改革へもつながった。
受講生の声
- 昇格への合否のみに捉われず、自己の『強み』と『弱み』が明らかとなり、管理職に向けての課題が明確となりました。
- 緊張感のある試験ではあったものの自身の日々のマネジメントについて振り返られ、大変有意義な時間だった。
本取組みに関心のある方、より詳しく知りたい方は、弊社担当者までお気軽にお問合せください。