背景
現在、多くの企業様から人事評価についてご相談をいただいております。当該企業様も、人事評価の目的がいわゆる査定(=処遇の格差づけのための評価)となっており、本来の人事評価の目的である「部下の能力開発」につながっていない、と悩まれていました。
特に新任の評価者については、MBOシートの書き方や評価の仕方は理解しているものの、そもそもの「部下の能力開発」につなげるという人事評価の概念や基礎を一般論として学んだことがなかったため、まずは一般的な評価のシステム(ベーシックな内容)を学習する機会をつくりたい、とご相談いただきました。
研修のねらい
評価者として、自社の人事制度の理解を深めるとともに、評価者としての基本を習得する場とします。また、ケース演習・面談演習を通して、評価者としての自身のクセを認識するとともに、評価エラー(バラつき)をなくすための判断軸を学びます。
- 自社の人事制度を理解し、その役割を認識する。
- 評価者の基本(目的と運用の重要性)を理解する。
- 評価面談の演習を通して、部下への動機付けや部下育成につなげるスキルを身につける。
概要
- 対象者:管理職(1次評価者・2次評価者)
- 実施日数:2日
プログラムの特徴
- 自社の評価基準を活用し、架空のケースを使用して評価演習・評価面談演習を実施します。
- 演習を通して制度自体に慣れるとともに、疑問点等を議論することにより理解を深めます。
スケジュール
受講者の声
- 評価の着眼点が明確になった。
- プロセス評価など考課するにあたり、悩んでいた部分についてヒントを得ることが出来た。また組み立て方は大変参考になった。
- 今までは人事評価は仕事だから嫌々やっていたが、面接・人事評価の重要性にあらためて気付かされた。
- ロールプレイを体験し、今後の部下の評価に大いに役立つと思いました。
- グループで評価についてすり合わせできて良かった。
- 面談時だけでなく、日々のコミュニケーションにモチベーションアップやスキルアップを盛り込んで話すことができそう。