背景
これまで合併を繰り返してきたことから職場での共通言語は形成されておらず、各事業所や社員同士のコミュニケーションが不足していました。そのため、それぞれが独自のやり方で仕事に取り組み、職場に一体感がないことが課題だと感じられていました。 特に女性社員については、各事業所の大半が男性社員という環境で、他社員とのコミュニケーションが取れず、自身の価値や期待されることを感じられないことが原因で、モチベーション・主体性の低下が見られていました。
お客様としては、今後、女性社員の更なる活躍を期待し、「自身が生み出す価値観や影響力」を理解し、下がりかけていたモチベーションを取り戻していただきたいという思いがあり、ご相談をいただきました。
研修のねらい
- 女性社員が生み出す価値や自身の影響力を理解し、女性社員がイキイキと仕事に向き合える意識を醸成します。
- 活力ある組織づくりに向け、明日から現場ですぐに役立つコミュニケーションのコツを学びます。
- 「上司からの手紙」を通じて、自己の存在価値及び自己の可能性を実感し、明日からの活力へとつなげていきます。
- 自社で働く意味や、自身が果たしてきた貢献をふりかえり、これまでの自己の頑張りを称賛するとともに、お互いを認め合うことを通じて、失いかけていたモチベーションを取り戻します。
概要
- 対象者:事務職 (入社2年目~ベテラン層)
- 日数:1日間
プログラムの特徴
- 自己の価値観の明確化及び自己肯定感が高まることで、モチベーションアップにつなげます。
- メンバー同士のこれまでの経験を共有することで、相互理解が深まります。
- 講義形式ではなく、受講者同士の対話やロールプレイングなど体感ワークが中心のため、頭での理解だけでなく実感を伴った経験ができアクションにつながります。
スケジュール
受講者の声
- 様々なグループワークやコーチングを通して自分自身を振り返り、見つめなおす事により、気がつかなかった自分の一面を発見出来たり、自分の周りへの影響力に気付けたりと、大変有意義でした。
- 正直、コミュニケーションなんて今さら・・・と思っていましたが、見直しする点や再確認する点が多々ありました。コミュニケーションと言ってもいろんな角度から見て聴いて、学ぶことが多かったです。
- 自分が今までしてきた態度が他人に与える影響は、ほとんど考えていなかったと思う。すぐには変わることは出来ないが、研修で学んだことを思い出し行動するよう心がけていきたい。
- 皆さん色々な事がありながら、前を向いて頑張ってるんだなと思い、私も皆さんに負けない様に頑張ろうと強く思った。
- 人生曲線を振り返るワークは、自分の人生観をあらためて考えたり、相手の価値観を聞いたり、貴重な体験をしたと思います。
- 上司からの手紙は、日頃詳細なところまで、見てはいないだろうな!!と思っていましたが、やはり上司はちゃんと仕事を理解してくれていたんだと安心しました。(感激!!)でした。今からの社会生活のうえで、多くを学びましたので、社内で研修したことを、少しでも返すように、努力をしたいです。